2013.10.08
通常のデジタルパーマの場合、1液をつけてから流してロットを巻いて
2液を塗って終了です。ですのでロットの回転数とかかりあがりの関係
が通常のパーマとは異なります。今回の実験はデジタルパーマにおける
ロットの回転数とかかりあがりの違いを見て行きたいと思います。
同じロットのサイズで2回転と4回転での違いを見て行きます。
2回転
4回転
4回転のほうを見ると1回転から4回転に行くに従いかかりが弱くなり
4回転目の部分はほとんどかかっていません。これは熱でかけるデジタ
ルパーマの特徴で一番内側の電熱ロットの熱を一番受ける部分が一番か
かり外に行くに従いかかりが弱くなっていきます。
2回転と4回転を見比べると4回転のほうの毛先のほうがかかっています
これは4回転のほうが髪が4層に重なるため乾燥しにくく(乾燥するとほ
とんどかからない)ウェーブ形成の時間が長いためにかかりが強く出たの
でしょう。
今回のまとめ
1、回転数が多いほうが毛先のかかりが強い
2、4回転以降のかかりはかなり悪くなるのでウェーブスタイルに向かない
これを目安にこれからデザインを作りたいと思います。