2013.07.13
何気なく使っているトリートメント
どのように髪に働き、髪を守っているか知ってますか?
今日は知っていそうで知らないトリートメントの役割について書いてみます
トリートメントの語源は 治療 処置 手入れ などですが
髪は傷んでしまうと皮膚などと違って自己修復できないために
元どうりに直すことができませんですので
髪のトリートメントに関していうと実際の働きは「現状維持をする」「化粧をする」
という意味に近いと思います
髪はダメージをすると水を吸い込みやすくなります(健康な髪は水をはじきやすいです)
そうすると髪の内容成分が水に削り取られてしまいます
ですので水を吸い込みにくくする=ダメージホールを埋める
これをすることでこれ以上中身が減らないようにする=現状維持です
そしてキューティクルがダメージをすると髪が絡まりやすくなり
引っかかって髪が引っ張られたりし、水が浸入しやすくなるため
キューティクルホールを埋める=表面をコートしたり、引き締めたりする=髪の化粧をする
ではなぜトリートメントをしても髪が傷むのかというと
良くないトリートメントは髪の手触りをよくするのみで
こうすると消費者の満足をえる事ができますが
ダメージの進行を食い止めることはできません
ですので内部補修と表面補修の両方をすることがとても大事です