2013.06.08
最近、新しいカットの考え方はないかと考えていて、あるDVDを買いました。
自分にとっては非常に新しい考え方で展開されるカットの方法でとてもいいヒントになりそうです。
カットの方法というのはまず展開図があって
こんな感じに設計図のようなものを描いて(イメージして)から
カットをするのですが、こういうカットのことをコネクションカットといいます。
つまりカットラインがつながって(コネクトして)いるカットの方法です。
その昔、日本にカットがイギリスから伝わったとき ヴィダル サッスーンという人が
考案したカットの方法がこの方法だったのですがこの方法は西洋人のために
作られたカットで日本人好みのデザインにするために「髪をすく」という
技法が日本では特化してきました、なので西洋人の髪はあまりすいたりしません
余談ですがその昔オーストラリアで美容師をしていたころ髪をすいて
ものすごく怒られたことがあります。
そんなこんなで日本ではコネクションカットがベースにあるカットの技法が
大多数をしめています。しかしこの新しいカットの方法はカットラインを
ほとんどつなげない方法でカットをしていきます。そうすることで何がいいかというと
1.髪をすくという作業がなくなることでスピードアップになる
2.髪をすかなくなるので伸ばしていくときに毛先だけがスカスカになることがない
3.デザインにメリハリがつく
そのほか細かくは色々あるのですが、この方法を自分のカット理論の中に組み込んで
自分のカット理論がさらにいいものにしていこうと思います
カット 小倉北 美容室